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(有)エスペランサのお得意さまである、NTS Computer Systemsの本社は、カナダ西海岸のバンクーバー郊外にあります。
1997年ごろから一時期開発の拠点がアイルランドに置かれました。

バンクーバー市は、アメリカ合衆国と国境を接しており、アメリカとあまり変わらない印象をうけます。テレビもシアトルの放送局のものを常時見ることが出来ます。
カナダだなあと感じるのは、例えば車のキーをONにすると、夏でも無条件にヘッドライトが点灯します。最初から車の作りがそうなっているようです。レンタカーのタイヤもオールシーズンのものが装備されています。さすが北の国ですね。 酒屋の数がとても少なくて、入り口もやけに厳重です。身分証明書がないと中に入れないという物々しさです。ビールの自動販売機なんてものもありません。カナダの人は酒を飲まないのかなと思いましたが、飲み屋に入ってみると、べろんべろんの酔っぱらいがわんさか居て大騒ぎです。

物価はそれほど高いと感じませんが、消費税が20%近いのと、レストランではさらにチップをはずまなければならないので、安いものを食べたつもりでも支払いは結構高かったりします。

バンクーバーへは2回行きました。いずれも10日間ほどです。最初のときはNTS社とホテルの往復だけで、どこへも行きませんでしたが、2回目のときは少し仕事の余裕もできたので、日曜日にバンクーバーめぐりをしてきました。
NTS社の地元の社員(Nick)に、「バンクーバーの観光するならどこがいいかな」と聞きましたら、「バンクーバーといえばGrouse Mountainさ。バンクーバーの町並みが一望できるぜ」というので、レンタカーで、いざそこへ行ってみました。1月だったので、そこはスキー客で一杯でした。ロープウェーで頂上まで上がるのですが、普通のかっこをしているのは私だけで、気恥ずかしい思いをしました。 頂上へ着くとスキーヤーはさっさと滑り降りてしまい、展望台には誰一人いません。ちなみにその日は雲が多くてバンクーバー市の見晴らしはよくありませんでした。

そのあとは、カナダ最大規模というバンクーバー水族館へ行きました。でも上越市の水族館より小さい気がしました。シャチのショーはすごかったですね。くじらのようなでっかいシャチが水面に飛び上がって、ざっぷんと落ちるときに、ざっぱ〜〜んと水が観客席に飛び散ります。前の方で見ていた1/3ぐらいの人たちはアタマから水浸しです。子供たちは大泣きです。迫力ありますけど、こういうの日本だったらうるさいおばさんなんかが大騒ぎで大変だろうなと思います。カナダはやはりおおらかですね。

次にスタンレーパークを車でぐるっとまわってから、ブリティッシュコロンビア大学の構内にある「新渡戸記念庭園」に行ってみました。新渡戸さんといえば5千円札にもなっている人ですが、どんな人なのか全然知らなかったので、ちょっくら勉強してくるかと思い行ってみました。日曜日だったせいか、大学の中は誰も歩いていませんでした。新渡戸庭園も閉まっていました。がっかり。

おしまい。
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